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アスペルガー症候群(発達障害)の自覚

ほぼ、100%でアスペルガー症候群を自覚した人は周囲などからの
指摘が自覚の契機だと思われます。しかも真剣に自覚できる人は
年齢的に中年層になった場合が多いはずです。

殆どの人は、周囲から変人扱いみたいな処遇を受けて友人や知人が
無く、年齢が熟しても周囲から「変だ」などと言われても、
本人は「変なのはあなたで自分は普通でおかしくない」と強い信念を
持ちつづけています。

余程の痛い目に遇う経験や失敗があって、その後に冷静になり考え
今までの自己の半生を真剣に振り返って考える機会がなければ
絶対に「自覚」できないと言っても過言ではありません。

特に10代後半から30歳位までは「自分は正常で普通」と強く思い
自己のミスや失敗の要因は周囲や他人にあって自分は悪くないと
妙に強い概念を持ち続けます。

他人や周囲のミスは強く指摘して大袈裟とも言えるくらいに非難や
中傷をしますが、自己のミスについては全て責任転嫁して決して
自己責任を認めません。

故に若年層で「自分はアスペルガーかも?」と言う人はかなり高い
確率でアスペルガーではない場合があります。責任転換の要因に
被害妄想と誇大妄想があって、自己の不都合や損益の要因は全て
周囲や他人にあって全く自己責任ではないと言い張り、妙な信念が
あるわけです。

自分にとって不都合や不合理になる過去の事実は自分の都合の
良い様に、自己で「事実」のシナリオを書き換えた既成事実を正式な
事実、記憶としてしまいます。当然ながらそれらの既成事実を追うと
矛盾が多数、生じて来るわけですが矛盾を修正するにも無関係な
事や人物、出来事を無理やり結びつけたりしてでも勝手なシナリオを
正式な事実としてしまいます。

例えば、(幼稚な)応対としては誰も出入りしなく本人以外誰も
いなかった部屋にあった物などが壊れていたり無くなっていたりして
それを追求すると、「知らない」「わからない」などと平気に言います。
また、それで誰も万人にも通用出来ると考えています。

上記の場合、誰が見ても考えても本人の仕業と考えるのが普通で
壊れていたり無くなっていれば追求するのは当然です。

「正常な健常者」 VS 「アスペルガー症候群 精神障害者」で上記の
やり取りがあった場合、尋ねたり聞きただす人(健常者)は「知らない」や
「わからない」などと言う返答はとても納得できませんし、また人に
よっては馬鹿にしているのかと感じるのが普通でしょう。

特に親子、兄弟、夫婦などの近い関係であればその直後に言い争いに
なるのは目に見えています。

この場合、健常者が「知らない」「わからない」と言った場合では嘘や
ごまかしと言う概念がありますが、アスペルガー症候群の疾患患者は
事実は「嘘」でも「嘘」という概念が殆ど無く、同時に罪意識もありません。

正常な人から言えば、それも矛盾で全て納得や理解も不可能でしょう。
何か自己の不都合は他に責任転嫁したり、知らなかった事などに自己の
なかで処理してしまうことがアスペルガー症候群の疾患患者では普通で
正常なことみたいです。

この延長上で、壊したり無くなった原因が明らかにわかるようにビデオなど
で物的証拠となるものをつきつけたらどうなるでしょうか?多くはそれでも
自己責任を認めようとせずにパニック状態に陥って、二次障害における
異常行動や危険行動などを引き起こします。

ある程度、自分はアスペルガーだと自覚できた者でも自己責任における
反省はとても難しく、また自分の技量や能力を棚に上げても他人や周囲
への強い指摘や中傷などは以前より良くなったといえど基本的には殆ど
変わりないものです。しかし、周囲の者がアスペルガーについて理解や
内容を知っていれば、殆どの場合では一時的な迷い事で終わります。

「自覚」がなければその後も、ますますエスカレートして一時的なことでは
絶対に終わりません。生まれつきの脳障害の一種で現在の医学では
治療や解決法がアスペルガー症候群(発達障害)にはありません。

しかし、改善するためには「自覚」が大前提であって間違いなく自覚できた
直後から、その後の人生が全く(良い方向に)変わるはずです。

しかし、特に十代からの若年層の者では自覚どころかアスペルガー症候群
を否定する(アスペルガー症候群障害者ならば)のが通常です。
また二次障害を引き起こしている場合などでは医師などの正式な診断が
あっても疑ってなかなか認めようとしません。

反抗無く、比較的に素直で管理しやすい幼児期など早目の診断と治療の
重要性を強く推奨する理由でもあります。

色々とアスペルガー症候群の障害には問題などが山積みですが、いずれに
しても「自己責任を認めず責任転嫁し自己の技量や能力などを棚にあげて
他者を必要以上に強く非難・中傷する」ことは社会的・集団社会では致命的
な欠陥であって揉め事や争い、事件事故などの要因になります。
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